【こんなはずじゃなかった!】

合併問題で小泉正幸氏から下記メールが届く

昨日、ある人と合併の件で面談の機会があった。(※正確には面談というよりもその人の意見)
■合併については、上から発議されるもので、民意からの例は、ほとんど無い
(住民発議の例としては、地方自治体が全く立ち行かなくなって、救済のための吸収合併的くらいのようだ)
■本当に合併の必要性を切実に感じているのは、地方の役所の役人
■現在の地方行政では、自由に使える金が非常に少ない (⇦合併の必要性の理由)
■行政の第一の仕事は住民の安全確保
■岡谷市役所の地下は活断層が縦断している。諏訪市役所の地盤も脆弱。諏訪日赤も同様。
(震度7クラスの地震が発生すれば機能しない。多くの避難所も壊滅的被害を受けその指定機能をはたせそうに無い。)
■そのためには、合併により財政規模を大きくし、重点的配分により、先ず災害対策~地震対策をする必要がある。
■今回の署名~合併協設置は話題喚起という意味では、非常に意義があった。
■反対した、理事者、役人、議員においては「面倒くさいことは、やりたくない」の一心
■今後の展開としては、しかりべき任意団体を立ち上げ、喫緊の問題点の洗い出し、合併に関するデメリット、メリットを研究し、住民に知らしめる必要がある。その長には、それなりの人を座らせる必要がある。(商工会議所の会頭クラス)
■2市1町は隣接であり、置かれている条件も近く、合併には良い。
(残り3市町村は、独自性、地理的条件により、ムツカシイ)
■合併特例債が出ても、時限5年で、勢い箱モノを作り、5年後に特例債がなくなれば、なお予算的に逼迫する。(さすれば、そんなモノに依存しない方が良い。)
※蛇足 議会では「なぜ、事前に小泉に話さなかったか」といった発言さえあったとか

先を見つめる人は皆同じような見方をしていることがわかる
補足をさせてもらえば
今や複合型行政がお金がかからないことなど皆が知っているわけで
「面倒くさいことは、やりたくない」のではなく「自分が失業する」
なる考えが首長始め各市町村の議員にあることはいうまでもない
「それなりの人」とは如何なる人物なのか?
有識者などいないこの諏訪地方において誰をさすのか
熱き思いがあればそれでよく 小泉氏に依頼したところでその想いがなければ同じ結果になる
行政の特権を持った輩たちを如何に崩すか
それとも崩れるのを待つか
人が起こした風よりも 天災に任せた方がよいのかもしれない
穴に落ちてはじめて気づく輩たちの第一声「こんなはずじゃなかった!」