【平和教育体験研修】


毎年この時期に同じような記事が載っては同じことを想う
何らかの条件で選ばれた中学生を研修に出したところで
「原爆投下が現実にあったことを感じ取れた」
「炎の海だったと聞いて怖いと思った。多くの人に伝えていくことが大切」
と毎年同じような感想を述べる生徒たちに
「自分の言葉で発表してくれてうれしい」
「戦争が起きた原因をちゃんと深めていってほしい」なる町長
昨年の研修生は研修成果をまとめてどれだけの人に伝えたのか?
町長自身戦争の原因は何だと考えているのか?
その原因を研修生と共有しているのだろうか?
うわべだけの記事を毎年見ていると研修を行うことが目的なのか?
研修の内容を知り一人でも多くの人に伝えることが目的なのか?
と首をかしげてしまう。

一人でも多くの人に伝えることが目的であれば何とも非効率的な浪費に他ならない
独立プロ名画保存会にお願いして被爆から8年後に広島市民自らが参加して製作された反戦ドラマ
「ひろしま」の上映を町で行い
すべての生徒にその映画を鑑賞させた方がいい