【下諏訪町】


六市町村中46点の最低の点数を付けた下諏訪町議会
「威厳が保てるか」というのであればぜひともこの町の問題点を語るべき
「選挙戦で自分の政策を知ってもらいたい」というのであれば 
今からでも自分の政策を語るべき
問題は政治への関心を高める事でもなく
町独自の課題の捻出と対策にあることを忘れてはならない
「子育て世代に住みよいまちづくり」は国を挙げての政策
財源と一体化して考えなければ「口だけの人」となる
・カネを使うところもなくして観光で財政が潤うのか
・立派な便所によるトイレタイムで観光が成り立つのか
青木町政の後始末もできぬまま時間だけが過ぎて逝く

【岡谷市】


岡谷(57点)は定員割れの20年ぶりの無選挙となった
ここで注目すべきは「20年ぶり」
今まで市政に対し興味があったわけでもなく地区ごとに候補者を見つけて来たからこそ20年続いたということ
この部落的文化は諏訪市にもある
だからして「市民を代表していると言えなくなる」なる感想が出る
中島秀明氏も地元から言われて出た一人
一期を務め「実現したい政策がある」と言い始めた
二期目にしてようやく政策提示
だからして議会は衰退する
まず岡谷市がすべきは
①議員定数の見直し
②市政改良点の提示(※市政を評価している議員はその資格もないのだが・・・)
③具体的対策の協議(※「実現したい政策」の提示)

問題は議員数の確保なのでない
無策無能な人間を頭数集めたところで市政は良くならない
必要なのは課題解決のための原因追及に他ならない
市町村関係なく賢者の意見を聴いたり
成功事例を勉強することだ
血税を浪費し視察(旅行)を繰り返すのでなく 現場から学ぶこと
それすらできなければ辞職することが市民への為になる

【評価点】

岡谷   下諏訪  諏訪   茅野   原村   富士見  平均点
57点  46点  59点  55点  77点  69点  60.5点
停滞する諏訪地方で現役/新人の議員に各市町村の評価を求めた信毎のこの企画
そこに「何とかしたい!」なるマスコミの姿勢が感じられる
問題は及第点
平均点を及第点とすればとなり平均点に達しているのは原村、富士見の1村1町のみとなるそして注目すべきは二つ①新人の「1=評価する」 ②現役の「1=評価する」
①新人の「1=評価する」
・評価するにもかかわらず何故に立候補するのか
・議員になって何をしようというのか
・現市町村政に問題があり それを解決すべく立候補するのが筋ではないのか
②現役の「1=評価する」
・評価するのであれば役目は終わったのではないのか
・議会は市町村行政に対し対峙するもの
・問題発見解決型学習が議員の仕事である

出来れば第二弾として各議員に「優先して取組みたい政策分野の具体的な政策と指標」を問うて欲しいもの
各人の指摘する政策分野は本当に街の為になるのか
そしてそれを評価するのが選挙となる
公約も不明なまま「おらが部落からの議員だから」なる視点はそのほとんどが及第点に達していない市町に根強い

長年議員を続けながら結果が出ない議員は辞職すべきであり
議員任期に制約を設けるべきだろうが

今後も信毎の企画に期待する
有権者は新聞を読め!