ボートをしたいばかりに「健康スポーツ都市」宣言をしてみたかと思えば
「防災意識日本一のまち」などと云いながら赤砂先にヘリポートを作ったり
ボート、ジョギングロード、公園整備が「町民との約束」とは約束した覚えもなく
オリンピック合宿誘致の財務結果がいつ町民に示されるのか
国に輪をかけておかしなこの町は来年町長選を控える
失われた4期16年
人口と建物が減り 風通しはよくなったものの
凹凸の激しいつぎはぎだらけのアスファルトの歩行に四苦八苦
生活道路でもない道ばかりを整備したところで意味はない
町民皆がボートをするわけでもなく
整備がされぬ公園に誰が行くというのか
液状化が予想される赤砂先にヘリコプターが降りるはずもなく
ボート小屋を避難場所にしたところで避難どころか被災地と化せば
もはや天災ならぬ人災となり
悟らぬ首長の顔だけが浮かびあがることになる
国のバラマキの一つの「地域おこし協力隊」
「うちは山や川や海がきれいで素晴らしい」「文化や歴史がある」と
どこにでもある宣伝文句を謳って業者にかっこいいポスターを作ってもらったり
定職も持たぬ若者が自転車に乗って野山を駆け廻ったり
思い思いの店を起業しては税金を浪費する
地方自治体に対する国の交付金措置として実行されるので地元自治体の負担はない
とはいえ期限はある訳で 誰がその成果を評価するのだろう
何の指標を以て評価されるのだろう
評価がないが故に「バラマキ」となる
こんな浪費を続けていては税金がいくらあっても足りない
そもそもやっている本人も本気で地域再生ができると信じているとすれば相当な愚か者
収入と一環として捉えていればこれまた厄介な輩に他ならず
パイが減り続ける中自然や文化だけでは生きて逝けない
松本へ行くたびに目につくのは松枯病ことマツ材線虫病
浅間温泉地区は事ひどい
県がヘリで消毒散布をしようとしたものの 地域女性住民の反対で消毒はされず
現状に至った経緯がある
消毒は一時なものに対し一度枯れた松は元に戻らず
保水力が落ちれば天災ならぬ人災にもなりかねない
口うるさいのは構わぬが
先を読まず口うるさいのがもっとも厄介
浅間温泉は松枯病と観光のなれの果ての地と化すのか